[守られぬ誓い]薬害肝炎患者の資料放置 [薬事行政]
薬害肝炎患者の資料放置 厚労省、イニシャルなど記載
2007年10月20日 中日新聞夕刊
血液製剤を投与後にC型肝炎を発症した四百十八人に対し、製薬企業が事実関係を伝えていなかったとされる問題で、舛添要一厚生労働相は二十日午前、同省内から一部の患者のイニシャルや医療機関、医師名などが記載された資料が見つかった、と明らかにした。週明けにも企業側の責任者を呼び、患者への連絡を直接要請する考え。都内で記者団に答えた。
四百十八人の症例は二〇〇二年に企業側が同省に報告。事実が患者本人に伝えられていないことについて、舛添厚労相は既に国会で「(当時の)対応が十分だったとは言えない」と述べているが、名簿の放置が見つかったことで、同省を批判する声は高まりそうだ。
舛添厚労相は、「まずは全体像をしっかり把握したい」と述べた。
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というか、これって昔のHIV訴訟と同じじゃん、役人は相変わらず仕事してない。隠す。自らの非を認めない。過去にこんな誓いを立てたのをもう忘れちゃったのかな?
厚生省の誓いの碑 の 文言
誓いの碑
命の尊さを心に刻みサリドマイド、スモン、HIV感染のような医薬品による悲惨な被害を再び発生させることのないよう医薬品の安全性・有効性の確保に最善の努力を重ねていくことをここに銘記する
千数百名もの感染者を出した「薬害エイズ」事件
このような事件の発生を反省しこの碑を建立した
平成11年8月 厚生省
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この厚生省と「厚生労働省」は違うお役所なんでしょうか?またやっちゃった・・・で許してもらえる気でいるかもしれませんが、どうなんだか。
ちゃんと行った過去の反省に基づいて「行い」は正されないといけません。
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