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アメリカでも医師は偏在している [海外の医療]

 例の9.11のあと、外国人の労働者に対するビザの制限があって、元巨人軍の桑田投手なども、大リーグでの活躍が一時危ぶまれたりしたのですが、どうも医師不足が顕在化しているようです。記事はいつものようにBioToday.comさんです。

外国医師の制限でアメリカでは貧困・農村部での医師不足が深刻化している

 2007-07-25 - 9/11以来外国の医師を厳しく制限したことがアメリカの貧困・農村部での医師不足に寄与しているとAP通信が伝えています。

資格取得試験の難解化・費用の値上げ・ルール変更により、医師不足地域で外国の医師が3-5年間働くことを許可するJ-1 visa waiverによる外国医師の渡米や渡米後の永住権獲得が困難となりました。

American Medical Associationによると、医師不足地域に3500万人以上が居住しており、この地域での需要を満たすには1.6万人の医師が必要とアメリカ政府は推定しています。

J-1 visa waiverで訓練を受けている医師の数は1996-1997年には11,600人だったのが2004-2005年には6200人未満に減少しました。

アメリカ全土の10万人あたりの医師数は280人ですが、ミシシッピーデルタ地域では10万人あたり103人の医師しかいません。このような医師不足地域が外国医師の制限で最も打撃を受けているとAPは伝えています。


‥> 関連ニュース
Shortage of doctors affects rural U.S. / AP

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