[ファイナルカウントダウン♪]球蹴りに翻弄される国民と黙りを決め込むマスコミの無責任さ

　いよいよワールドカップ？違う、どーせ世界的にバカ騒ぎに付き合う暇人は放っておいて、国会であと二日。いよいよ参議院で「医療改悪法案」が通過する。

　いかにも小泉流のさりげなく…通してしまおうということだが…この法案欠陥だらけです。

 

医療改革法案「政省令で運用」が440　野党「国会軽視」（ＭＦ）
　健保法や医療法の改正案などを含む医療制度改革関連法案で、具体的な運用を国会審議の及ばない政省令に委ねている事項が440に上ることが８日の参院厚生労働委員会で報告された。民主党は「政省令、告示事項のオンパレード。法律の運用で極めて重要な事項が政省令に落とされ、立法府が十分に審査することが難しくなっているのは問題」などと国会軽視につながると反発している。

　厚生労働省の水田邦雄保険局長は同法案中の政省令事項について、健保法関連改正案で365項目、医療法関連改正案で75項目あると報告した。津田弥太郎氏（民主）への答弁。

　さらに津田氏が、厚労省だけで決定できるのか、中医協などの諮問機関に諮った上で決定するのかの内訳の提示を求めたのに対し、川崎二郎厚生労働相はこのうち24項目は中医協への諮問が必要と補足したが、さらに詳細な内訳を12日までにできる限り示したいと述べた。

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　未来の医療を決めるのは法案ではなかったようです。カバーされない細かい細目はすべて法案外に「カッコ書き」あるいは「適当な政令」で定められるようです。医師や病院がどんなに騒いでも法案はできあがってるし、まずいことに法案以外は「行政」の思惑通り。３％の改訂以外に1:10の看護基準などと同じで、このままだと医療は崩壊ですな。

　老人病院？そんなのあったっけな？寝たきり、とっとと自宅へお帰りください。リハビリ？あなたのご自由ですどうぞご自宅で…自己責任ですな。

 

　ついでに言うと…風邪薬もそのうちもらうのも高くつくようですな…みんなが願う「医療崩壊」まであと少し。心苦しいかもしれませんが、もう少しの辛抱ですヨ。

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病院処方のかぜ薬など、全額自己負担に――政府・自民検討

　政府・自民党は、かぜ薬など市販薬と類似する医薬品を医療機関が処方した場合、公的医療保険を適用せず全額を患者の自己負担とする方向で検討に入った。歳出・歳入一体改革の一環で、医療機関の薬剤投与を抑える。医療費の2割を占める薬剤費の抑制につなげる狙いだが、来夏の参院選を控え与党内の反発も予想され、調整が必要になりそ
うだ。
　自民党の歳出改革プロジェクトチームが検討、月内にもまとめる2011年度までの歳出削減案に反映させる方針だ。