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[術中ニ寝テハナラヌ]免許一時はく奪 [海外の医療]

手術中に睡眠、医師免許を一時はく奪 病院の麻酔医

2007.07.27
Web posted at:  17:56  JST
- CNN

ボストン――─マサチューセッツ州の医療行政当局は26日、ボストン市内の小児病院で2005年12月、手術に立ち会っていた30歳男性の麻酔医が眠りに陥る不祥事を起こし、医師資格を一時はく奪したと述べた。地元テレビが報じた。

麻酔医は調べに対し、この手術前に抗ストレス剤を使用していたことを認め、06年1月の昼食中、パニックに襲われるような不安を覚え、麻酔を使用した過去も明らかにしている。

州の医療行政当局は、麻酔医が過去15カ月連続で薬剤もしくはアルコールを過度に服用、摂取していなかった事実を立証しない限り、医師免許の取得を認めない方針。

同医師はボストン市内の別の病院の専属医だが、小児病院では臨時的に働いていた。

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 自分も急性期ではたいて居た時、気をつけいましたが、やはり当直や呼び出しが続いていると、外来診察中にこっくり…とかいっぱいありました。

 睡眠不足で一度居眠り事故も経験したことがあるので、夜更かしもほどほどにしたかったけど、日本では、みんなはく奪されかけそう。ぽち→ 
 

消化器外科医の不足深刻 当直翌日も通常勤務

2007年7月27日  読売新聞)

 胃がんや肝臓がんの手術などを行う消化器外科医のほとんどが、当直勤務をした翌日も、手術や外来など通常の診療を日常的にこなしている実態が、日本消化器外科学会(理事長・北野正剛大分大教授、会員数約2万1000人)の調査で明らかになった。

 過酷な勤務の影響で、医療ミスを起こす不安を抱く医師は半数を超え、同学会は「消化器外科医の不足は深刻で、労働環境の改善が急務」と訴えている。

 同学会は5月、全国の消化器外科医1100人を対象に、労働環境に関するアンケート調査を初めて実施、471人が回答した。

 「当直勤務がある」と答えた医師は、管理職などを除く62%で、その94%が当直の翌日も「通常勤務」をしていた。翌日の半日勤務は4%、非番は1%だった。当直回数は1か月3~4回が全体の22%で最も多かったが、「月7回以上」も10%にのぼった。

 1週間の勤務時間が「60時間以上」と答えた医師は69%にのぼり、「80時間以上」も29%いた。過酷な勤務の影響について尋ねたところ、自分の健康の不安が69%、医療ミスの不安が54%にのぼった。

 消化器外科医は当直の夜間や休日に、急病患者に緊急手術を行うことも多い。

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 このままの状況をなんとかしようと、外科学会も会長や本田先生をはじめ、みんな立ち上がっているようです。どうにかしないと、緊急手術をしてもらいたくても、引き受ける外科医が先に倒れているなんてことありえます。日本では免許はく奪をすることは、もっと医療崩壊が加速しそうですから、当分はありえませんけどね。

http://www.jssoc.or.jp/aboutus/relatedinf/asahi_interview_20070707.pdf


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