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日本の保険会社も儲けすぎ? [医療ビジネス]

 アメリカの保険会社の値上げについて載せた翌日、日経新聞に「医療保険の「原価」初公表」という記事が載っていました。

 

医療保険の「原価」初公表 -大手生保4社は30%台-

日本経済新聞2007/09/18

 

 生命保険会社の販売する医療保険で、保険料に対する保険金支払いの比率が三割前後であることが割った。生保各社が今夏にまとめたディスクロージャー誌で初めて明らかにした。

 この比率は医療保険の「原価」を示す。年度中に支払った保険金や給付金を保険料収入で割った数値で、「発生率」と呼ばれる。金融庁が2006年度からの開示を求めていた。開示対象は医療保険、がん保険など「第三分野」の商品だ。

 日本、第一、住友、明治安田の大手4社の発生率は31.8~38.3%。大手は死亡保険に付いた満期のある医療特約がが中心だ。死ぬまで保障が続く終身型の医療保険が中心の外資系はアフラックが22.9%、アリコジャパンが20.7%。終身は契約当初に多めに保険料をとるため数値が低くなる。

 一部の専門家からは「保険料を取りすぎではないか」との指摘が出ている。大手生保が医療保険の保険料を算出するのに使う入院などのデータは1980年代初頭の数値とされる。「当初より入院日数が短くなり入院給付金の支払いも減っているのに保険料を多めに取っている」(保険数理の専門家)という。

 これに対して生保側は「新商品を開発するたびに保険料算出の妥当性を見直している」と反論する。保険料の一部が将来の保険金支払いに備えた「準備金」に回っている面もあるという。

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  まさに、「よ~く考えよ~お金は大事だよ~」の世界ですね。民間保険会社にとってみれば、入院などで支払いが必要となることは、支出なのです。そういう意味で、アメリカ式医療保険の未来の萌芽がここに芽生えつつあるのかもしれません。

 自分ですか?とりあえず医療保険は入ってませんが、アニコムなんかを考えています。いえ、まぁ家族といったら…一応家族なんで。

ぽち 
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