医師不足と患者不足 [雑感]
今日はいつもと違う勤務。外来だけ…暇でした。雨だからか?患者さん五人くらい。これでいいのかは謎ですが。普段通りなら、日曜までお泊まりですが、今夜はまた出かけるべく準備のために早く上がった。
常勤ではないので、患者さんもいつも違うし、看護師さんとも余計なお話はないけれど、この春一人辞められたばかりなのに、内科の常勤の医師が二人も夏までに辞められるという…医療過疎は決してへき地だけの問題ではない、人口過密の政令指定都市でもこの有様。常勤で取り残される先生も「そろそろ公務員とか安定した仕事がいい…」と言うが、「先生、アルバイト出来ないから大変ですよ」と教えてあげた。
案外、転職したいと思った時に、あとで「アレ?」なんてことにならないように…というのが経験者としてのせめてものアドバイス。
最近は、研修医が寄りつかなくなって、大学病院などでも医師不足というが、現実はもっと厳しいように思う今日この頃。
自分は、去年から今の仕事なのだが、夜はよく眠れてる呼び出しコールがないのは確かにありがたいのだが、張り合いがないとも言える。贅沢な悩みかと思うことではある。
患者さんはこの時期、割と元気なのか病床稼働率が下がって事務の方では頭を悩ませているらしい、ならば減床がいいのだが経営基盤なので、難しいらしい。そして夜間の救急は取って欲しいというのが非常勤医への依頼だが…無責任に入院させてもあとで困るのは常勤医だから出来る範囲で応対せざるをえない(カテ室もないのに心筋梗塞とか来たら…早く送るとか)。
さて、雨の中だが、今夜は出かけよう。
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