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変わらないもの [雑感]

 今日は元パソコン通信時代の知り合いの方が遠方よりお越しになったので、お会いする。知り合って20年近く?だいぶになりますが、会うのは実は4年ぶりくらいで二回目。その前10年は実はインターネットではなく、パソコン通信でお友達でした。

 当時からその先生(お互いに学生でしたが)とはメールでやりとりしたり、掲示板でやりとりしていました。そういう仲なので気があうのもあり、話しが盛り上がりすぎて午前様でした。

 でも、当時から先生は学生なのに会社を作ったり…で、僕にとってはちょっとすごい先生なんだなって思いました。でも、僕と初めてお会いした時と変わらず今日も楽しくお話できました。新しく抗加齢関係のNPOとかのお手伝いもしたり、やっぱりアクティビティが高い。

 人間ってそんなにかわんないんだなって思いました。さて振り返る。大学時代と自分、余計なお肉が腹部にまとわりつき、馬齢を重ねましたが、怠惰なところはあまりかわんないようです。

 ところでタイトルの後ろに「@元循環器内科医」と書きましたが、今は何してる人って聞かれますと困りますが、製薬関係のお仕事をしております…こんな奴が医者では不安だとおっしゃる方もお見えでしょうけど、ご安心ください。

 論調が変なのも、これは仕方ないです。臨床現場と少し距離ありますんで…お許しください。飲み過ぎちゃいましたね。

 

 明日も仕事です。


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テレビはなぜ、つまらなくなったのか-スターで綴るメディア興亡史- [雑感]

 

 「テレビは貧乏人のメディアになった」

 と帯に大橋巨泉の言葉があるように、テレビ自体が「過去の栄光」にしがみつき、そして新しいメディアに対抗することを出来ないで居る。
 今年も日本で一番の金満球団の自力優勝が怪しくなったそうな。「てこ入れ」は来年だそうから、きっと来年もダメだろう。マインドセットがいわゆる、マイナスに傾いたまま。今にかけるしか来年はないということを選手も監督も見失っている。
 きっと来年の春、「補強」と称してお金がいっぱい飛び交うのが目に見えるようだ。

 渡辺球団社長「テコ入れは来年」

  落胆を隠せなかった。東京ドームを訪れ、10連敗を目の当たりにした巨人・滝鼻オーナーは「チームの勢いがちょっと違ったかな」と阪神との勢いの差を認めた。
 開幕当初は快進撃を続けたが、急激に失速。この日の敗因には「ディロンがちょっとね」と助っ人のミスを嘆いた。
 前夜は原監督を支持する考えを示したばかりだが、それでも「4月はなんだったんだろう。敗因が分かればいいんだけど、敗因が分からない。悪循環が重なり合っている」と複雑な表情。「長い巨人軍の歴史の中にはこういうこともあるのかな。悪い時にオーナーになったと思う」と本音も漏らした。
 また巨人・渡辺球団会長は東京都内のホテルで「こんな時にテコ入れなんかあるわけないだろう。来年、テコ入れするんだ。来年に向かって」と話した。その目は早くも来季に向かっているようだ。 (デイリースポーツ7/1)

 

 本題に戻る。テレビというメディアは歴史が浅い、そしてその急激な成長ゆえ、色んなものを飲み込み、日本人の戦後文化の一つの象徴であったとする。

 しかし、今、その象徴がゆらいでいる。そのコンテンツとしてプロ野球、アニメ、映画…たぶん芸能界もそうだ、そこには昔は良かったというイメージがつきまとう。今、テレビのことで毎日話題にしているのはテレビ自身。視聴者である我々が話題にするのはワールドカップやオリンピックのようにごく限られた場面でのみ。間違っても先週のドラマの最終回で盛り上がるのは中学生か高校生まで。

 家に帰ればインターネットがあり、そしてレンタルもある。画面を見つめる時間には限界がある。

 大橋巨泉は今のテレビを「内輪ネタばかりのテレビ番組-ストリップ」妥と嘆く。「自分たちの裸を見せてやっているわけですよ。それはタレントとしては自殺行為なんだ。だって、脱いじゃったら、あとは何を見せるんだよ」。

 自分も個人的には大橋巨泉は嫌いな方である、元はと言えばそういう低脳な連中とじゃれ合ってたじゃないか?と、だが、彼はテレビの創生期から現場を見ていて1990年にリタイアした。「タダでいいものが見られるはずがない。だって、大衆を追いかければ、どうしても最大公約数の内容になるから」。

 NHKもお笑い芸人を語学番組に採用したり、新人芸人のバトル番組などをやっているが、一流の人や本物の出番を奪うばかりでなく、民放の後追いが結局「不払い」につながっていると見る。本当に必要な情報のソースとしては報道、教育など大切な部分を重点化して、残りは民放というのがあるべき姿。

  長嶋茂雄、山口百恵、北野武、力道山、黒澤明、手塚治虫、角川春樹、ジャニー喜田川、ペ・ヨンジュン、堀江貴文…時代を彩ったヒーローをその当時を知る人に語らせる内容は最近にないいい仕事だと思う。ただ、テレビの先行きを思うと…終焉が近いのかもしれぬ。


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[酷税]絞りとるならこっちからどうぞ [雑感]

  まぁ、思う。国の財政がおかしくなったのは公共事業のばらまきすぎと福祉のばらまきすぎのせいとしてもだ…。バブル崩壊の時にさんざん、国に助けてもらったこいつらから金をとらないのはどうも納得がいかない…。

  

大手銀6グループ、最高益、3兆円超す…3月期決算

 大手銀行・金融6グループの2006年3月期連結決算が23日出そろった。6グループ合計の税引き後利益は前期比4・3倍の3兆1200億円となった。バブル期の1989年3月期に大手行があげた約1兆8000億円の約1・7倍に達し過去最高。不良債権比率は6グループ平均で1・8%まで低下し、バブル崩壊以降、不良債権処理に苦しんだ銀行の復活を象徴する決算となった。
 投資信託の販売手数料などが順調に伸びたうえ、企業業績の回復に伴って貸し倒れに備えた引当金の「戻り益」が利益を押し上げ、6グループすべてが過去最高益を記録した。しかし、預金金利は記録的な低水準にとどまっている。今後は銀行の「もうけ過ぎ」批判も予想され、顧客への利益還元が課題となりそうだ。
 06年3月期の本業のもうけを示す業務純益は、23日に決算発表した三井住友フィナンシャルグループが前期比2・7%増の9655億円となったほか、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループを合わせた3メガバンク合計で3兆1600億円に達した。貸し出しの利ざや収入は伸び悩んだが、投資信託や年金保険など個人向け商品が好調で、販売手数料などを中心とする「非金利収入」が収益源となった。税引き後利益は巨額の「戻り益」などに支えられて全グループが黒字となった。
 06年3月末の不良債権残高は1年前より2兆8700億円少ない4兆8200億円まで減少した。貸し出し全体に占める不良債権残高である不良債権比率は、最も低い住友信託銀行が0・95%で、みずほ、三井住友、三井トラスト・ホールディングスがそれぞれ1%台、最も高いりそなでも2・56%にとどまった。大手銀行だけで02年3月期に約27兆円まで膨らんだ不良債権の処理は、今回の決算でほぼ終結したといえる。
 2007年3月期の税引き後利益の見通しは、三井住友が金融庁から一部業務停止命令を受けた影響などを考慮して06年3月期より17・0%減の5700億円、三菱UFJ、りそなも減益を見込んでいる。
2006年5月24日  読売新聞) 

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感謝のことば-1万ヒットにかえて- [雑感]

 さて、本ブログも開始して本日でちょうど1ヶ月になりました。1万ヒットというコンスタントに500人弱の方々に来ていただいているということで、望外の喜びであります。また、中にはコメントや推薦までして頂き、ありがとうございました。

 

 個人としてはHomePageを7年ほど前に2年ほどやって挫折したことがあります。ネットの場合、顔が見えないため、どうしても「個人攻撃」となったり「エネルギーを無駄に消耗する論争」があったりしますが、そのようなこともなく本当に真摯に読んで頂き、ありがたく感謝しております。

 

 今後も、自分の出来る範囲で頑張っていきたいと思います。時々、過激な内容もあるかもしれません。そして、ちょっと違うんじゃ?なんて思ったらコメントでもしてください。自分も少し違う所から現場を見ているので、偏ったり、またとんでも無い勘違いをしてたりします。そのときは笑ってやってください。

 

 医療は日進月歩、医師はそれについて行くことが求められもし、また課されるべきだと思います。専門医や博士号の取得が患者さんにとって、それほど意味がないように、患者さんや同僚に「どうして辞めるの?」と言われながら、考えがあって前の病院を去って1年ほど立ちました。医療を取り巻く環境が大きく変革する時代でありますが、今後も変わらないことが一つ患者さんのために我々はある。健康的な生活を送りたい人間にとって、医療が必要不可欠なものである限り、医師として何かできることはないかと思います。

 

 このブログは小さいたくらみがあります…「日本の医療情勢を冷静に、時には熱く、自分の思い(込み?勘違い?)も交えながら語る」です。変だなぁ。もっとユルいテーマだったら良かったのに…とおっしゃる読者の方々へ、正しいです。「東京キャバクラ日記」(めったに行きませんが…)とかにしてれば今ごろランキングトップだったろうに…と思って地団駄を踏んでおります。

 

 最近、医療経営や制度について色々と尊敬する監査法人の部長さんに教えて頂いております。このブログ、お読みの方の何かのお役に立てればと思います。引き続きご愛読いただけますように。

 

by:SkyTeam

 


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[社会保険庁解体希望]年金保険料払ってますか? [雑感]

 年金払ってますか?自分は学生時代にちょうど免除されなくなったため、学生でありながら毎月1万円づつ払ってもらってました(甲斐性のない学生でしたから仕送りで暮らしてました)。

 昨日は夜中にスカパー!をつけていたら、一人の女性ががんばって社会保険庁の不正について告発していました。元公的機関で働いておられたこともあって、内容はリアリティがあります。

 視察と称して毎月のように社会保険庁の天下り幹部が女性を連れてファーストクラスでヨーロッパなどに出かけ、各地で繰り広げられる無駄遣いツアー。

 職員は元々外注に仕事を流すだけになってしまっているため、毎日5-10分しか働かない。

  大阪や各県で生じた不正行為は組織ぐるみであったようですし、それをマスコミにばれないようにコピーを回収するように働きかけたり、立派な官僚による組織防衛が組み込まれているようでした。

 

 こういう人たちのために年金保険料を払っているワケじゃないのにね。まぁ、厚生労働省の大切な利権の一つですから簡単に解体にはならんでしょうが、もうちょっと見張っておかないと…もっともマスコミも前の時に比べると球蹴りや他のことに忙しいらしく取上げが弱い気がします。

 

 ま、気になった方はこちらでも参照してください。

http://wakabayashi.way-nifty.com/1/2006/06/post_455a.html


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患者を診ること [雑感]

 今はほとんど病院で働いてませんが、少し前までは毎週のように当直をしていて、仕事場で12時間くらい居て帰って、また呼ばれての生活でした。

 

 その中には自分がかかわって良くなった人もいたし、逆になってった方も。難しい。医療を携わると、100%というのは不可能である。治療成績も自分でも何人かは救えなくて死亡診断書を書いた…。

 医療事故も確実にゼロを目指したいが、いくらパソコンで機会を用いようと、最終的には人を介するため、指示もれ、指示ミス…いっぱいありました。

 

 毎週外来を2回。各回40-50人くらい患者さんを診させてもらっていました。どんなにがんばっても1時間15-16人くらいが限界。えぇ、3分診療で申し訳なかったです。

 でないと午後からの検査やスケジュールが取れなかったんです。ゆっくり外来をしてのんびりやりたかったけれど、そうも言ってられませんでした。

 

 毎月来る方には「お変わりありませんか?」とか「食事はきちんと食べれてる?」といった短い時間で和むまで到らず今になって申し訳ない気持ちになる。長くて5分。これが精一杯だった。

 

 勤務医をやっていると、入院患者さんの回診、検査、外来、急患に当直(週1回くらい)という具合でほんとうにめまぐるしく、その合間をぬって書類書きやカルテへの様々な指示(院内PHSで口答指示もだんだん厳しくなってカルテに書いて!とかね)に追われ、気づくと予定が遅れてしまい、自分のお昼ご飯が午後4時前とか朝から何も食べずに心臓マッサージとかそんな生活。

 

  そんな生活もスリルがあって、ストレスも多かったのですが、いいこともたくさんありました。当直でICUに入院した人が元気に退院されてったり、元気になって外来で会えたり…。それらの方々とは外来を辞める時にとっても残念がってくれて、とても申し訳ないし、お元気だろうかと少し心配になる。

 

 今は…そういう日常からずいぶんと遠ざかって寂しいですが、またエネルギーが貯まったら復活したいな。患者さんを診ることでエネルギーは消耗します。でも、患者さんに「ありがとう」と言ってもらうことで補充されていたんだなって今になって気づく今日この頃でした。

 


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[ドロッポ生活]個人的経験ですが [雑感]

 大学を卒業して、田舎をあとに大都市で研修というのがブームですね。自分も似たような経緯ですが、研修医と大学院生を経て、だいたい10年後にドロップアウトの気持ちが盛り上がって来ました。

 勤務していた病院は当時はDRG導入の前で、院長は大学院時代の所属教室の教官。何げに偉い人と一緒に赴任でした。当時は病院機能評価なるモノがはやってきました。

 また勤務していた病院が、病院銀座のような所にあったため、救急も忙しくなく、平々凡々と過ごすコトも出来たのですが、研修医が居ないのは少々寂しいので、研修医集めの方策をねったり、救急車を集める方策を練ったりして…今は研修医の数が当時の4倍くらいになったとか心カテが倍になったとか…その成果が出だした頃に、大学の人事でもう一つの病院へ赴任。

 そこではちょっと院長と仲良くとは行かず、部長は良くできる人なんだけど、ワンマンということで、同門では異質な方だったので、赴任当初は「一生居るかも?」という予感もあったのですが、結局そこをあとにしました。 

 転職活動は予感が違ってたというのが判明してから。1年目は色々と転職会社に登録しましたが、「とんちんかん」な所(年収下がりますけど、来てください!?)を紹介してくれる業者。ほとんど音信不通のままの業者など…いろいろでした。最終的には2年目に登録したあまりメジャーではない東京の某社を通じて、 面接をすすめられ、今の仕事をしています。

 もっとも…これが良いのかはわかりません。前の職場の退職が決まったと周囲に判明してから、私立病院でそこそこの所から年収2000万円でという話が…(ニゲタ魚ハデカイ…)。

 現在はデスクワークも悪くないと思いつつ、今日も朝10時に勤務開始、午後6時半か7時には帰宅。もちろん呼び出しもないので自宅で一杯ってのはいつでもOK。

 もっとも、転職前の毎週30~40時間の残業が当たり前の仕事場から、変わったばかりの時は「違和感」もありましたが、今は自分の知識や見聞を広めたり、好きな旅行に行くことが出来る…という意味ではとても充実できている。

 学会などはやはり最新の知識に遅れないため、出席しているが、外来を休めないから日帰りで行くのを考えて…という気配りは不要です。

 幸い、退局もしていないので(こういう幸せな待遇を許してくださった先輩でもある医局長に感謝)、春の学会の時、大学時代の教官にお会いした時に、いつでも帰ってきていいよと言われて…少しうれしかったりもする。

 

 さて、梅雨入りでしたね。夏休みの計画を練っています。5年ぶりにヨーロッパに行こうとか考えています。これを実現するためには…ハードルがあります。夏は航空券高いのです、これが今の悩みです。


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[地方と都市]足りないのはお金だけなのか? [雑感]

東京に引っ越して時間が経つと、この混雑を何とかしたくなります。しかし一方、大学の訪問を卒後10年以上ぶりにすると切なくなります。

 地方には立派な建物があれば、それは間違いなく県や国のもの。あっても東京資本。古くて立派な建物はあっても、新しい建物を建てる力は地方の民間資本には残されていません。

 同じコトが医療にも言えそうです。地方ほど医師の流出、人口減少に直面しています。医師が少ないのは当たり前で済ませてきたのですが、これからは医師が去り、病院が閉鎖され、地域住民住む町や村が消える。

 実際に、市町村合併で地方ほど町や村が合併し、地名が消えました。そして病院の再編が始まるわけですが、さてそういう意味では功績なんでしょうか?

 地方の医療のネットワークは数少ない医師の努力ではどうにもならないレベル。そして行政も全ての病院を維持するだけの財政力がありません。

 医師不足を招いた研修制度の立て直しや病院再編がきっかけに日本の医療は変わりそうです。国民一人一人の問題ですが、ほとんど認知されていなかったのですが、これからは切実です。

 公共事業がなくて食っていけないと地方(の土建屋さん&政治家)は言いますが、食うだけのお金を政府が落とさなくなっても、これからも住んでいる住民に行政は消防や医療を提供せねばなりません。

 地域の村おこしや町おこしが上手く行ってる所は少ないです。行政が箱モノを大切にし、そのほかの智恵や工夫を無視しているからですが、医療を満足行くレベルにしたら、地域住民は安心して暮らせ、そして子供を産むんですけど。難しい問題にこれから直面しつづけることになりそうです。

↓出生率1.97もある長野県下條村の実例

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-06-11/01_04_2.html


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[都市と農村]東京にはないモノ [雑感]

 久しぶりに東京を脱出。仕事と関係なく、のどかな気持ちになる。もっとも、地方都市に来たため午後8時過ぎには駅前には誰もいない。そして街は綺麗に公共事業で綺麗になったが地方は疲弊している。

 都市では午後8時がらーんとした街を想像できないかもしれないが、これが小泉改革の行き着く先かなと思う。いわゆる地方のことは見えないのではなく、面倒を見ない。それは地方の医療体制であるし、地方の行政への援助打ち切りという酷い仕打ちでもある。

 今後、地方の病院が人手不足であろうと、誰も面倒をみれない、そして老人が捨てられる時代がやってくる…。そう遠い話ではない。


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人生色々、転職色々 [雑感]

 今日は、懇意にしている業者さんに会ってお話を聞いた。残念ながら自分はしばらく今の職場に居る予定。しかし、いろんな医師と会う方なので、聞こえてこない他の職場のことや業界話など、色々と勉強になる。

 話題になったのは医療業界の人の需給バランスの崩れである。中には自分の母校の後輩で、有名な研修施設を出たにもかかわらず、今は不定期に働くフリーターライクなお医者さんをしてゴルフ三昧だとか…ある意味、うらやましい。

 医師の人手不足もしんどいが、今年の春の改訂で1:10の看護基準を満たすために病院が一生懸命、看護師を集めているそうだ。

 ただ、新人さんを雇用しても1年で1割が辞めるという環境がやはり問題。もちろん仕事のハードさもあるが、待遇や様々な理由もあると思う。

 ぎりぎりで病院を運営することは結局、余裕のなさにつながり、スタッフの未熟で余裕がなければ、医療事故や訴訟につながりやすいのが事実。

 今の病院経営は、工夫次第で生き残りも可能であるが、今後、経営と医療は分離されるであろう。

 それはきっと、今のような患者さん至上主義とは相容れないかもしれない、つまり赤ヒゲを否定し(だから小児科や産科はやらない)、かつまた経営状態によってはすぐに撤退など…身勝手というが、結局それは政府がすすめている「医療制度改革」の真の姿ほかならないからである。

 ちなみに、去年まで病院で検査技師さんをしていた業者さんとはワリカンですw。


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