[つぎつぎ破綻]低収益のビジネスには厳しい>原油高 [雑感]
新しいビジネスモデルとしてLow-cost operationによるNo-frills Low-Cost Airlines(余計なサービスをしない低コスト航空会社)、Low-cost carrier(LCC) 、Budget Airline(格安航空会社)というものがあります。
日本でいうと、国際線ならジェットスター(オーストラリア)、国内線なら、エアドゥ、スターフライヤー、スカイネットアジア航空など新興エアラインになります。
海外だとライアンエア(アイルランド)、エアーベルリン(ドイツ)、エアーアジア(マレーシア)などが該当します。
旅なれた方はすでに利用されているかもしれませんが、これらの実態についてはあまり知られていないかもしれませんので、こちらを参考に。
トクダス 2006-10-25
日経トレンディネット 2008/03/25
東南アジアを中心に勢力を急拡大している格安航空会社(LCC)の国内乗り入れが今年以降、増える見込み。すでにジェットスターというLCCの参入例はあるが、日本人にはLCCはまだなじみが薄い。フルサービスの航空会社と何が違うのか、そのサービスの実態を見た。(以下リンク参照)
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香港格安航空が運航停止・燃料費高騰受け
日本経済新聞 2008/04/09
【香港=吉田渉】香港が地盤の格安航空会社、甘泉香港(オアシス香港)航空は9日、同日付で運航を停止したと発表した。同社は会社清算に向け、会計事務所を管財人に任命した。累積損失は10億香港ドル(約130億円)と指摘されている。
同社は2006年10月に開業、香港―ロンドン、香港―バンクーバーの2路線を運航していた。先行する大手航空会社と比べて2割程度安い運賃が売り物だったが、燃料費高騰などを受けて資金繰りに行き詰まったとみられる。
アジアでは急激な経済成長に伴い、格安航空会社が急増している。だが先行する大手との価格競争は激しく、燃料コストの増加分をどう吸収するかが課題となっている。(19:01)
↓ヤフー香港版(英+中)
http://hk.news.yahoo.com/fc/news_fc_hkoasis.html
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米格安航空また経営破たん・燃料高など響く
日本経済新聞 2008/04/07
【ニューヨーク=共同】米格安航空会社スカイバスは5日、原油高に伴う燃料費高騰や利用客の落ち込みによる経営の行き詰まりで営業を停止すると 発表した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)によると、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を7日に申請する予定。
ハワイ路線を中心としたアロハ航空やインディアナ州インディアナポリスが拠点のATAエアラインズなど、米格安航空業界では3月から経営破綻が相次いでいる。
スカイバスは「上昇し続ける燃料費と景気減速の克服は新興航空会社にとって困難だった」との声明を発表した。(13:02)
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今回破綻した、格安航空会社は「香港からロンドン・ガトウィックとバンクーバー間のみ。香港・ロンドン間片道1万5千円という破格の値段で、既存の航空業界に挑む新興航空会社」だったのですが、原油高で低コストを維持できなくなり、あえなく撤退です。
格安のビジネスモデルには厳しい時代です・・・今後、100円均一ショップとか薄利多売の商売などには厳しい原油高、インフレの時代に突入を思わせる情報です。
日本の場合、バイイングパワーがある製鉄業でさえ、石炭高、鉄鉱石の高騰を飲まざる終えません。結局、食料も石油も、買い手側が好条件で買える時代は終わりつつあるのでしょうね。オイルショックの時は賃金が一緒に上がってくれたのですが、これからはどうなるのか?年金受給者やボーナスなどがない派遣労働者にとってインフレは大変なことになりそうです。もちろん、病院もですが・・・えぇ、だって保険診療は国が公定価格で診療単価を定めていますから。ぽち→
日本でいうと、国際線ならジェットスター(オーストラリア)、国内線なら、エアドゥ、スターフライヤー、スカイネットアジア航空など新興エアラインになります。
海外だとライアンエア(アイルランド)、エアーベルリン(ドイツ)、エアーアジア(マレーシア)などが該当します。
旅なれた方はすでに利用されているかもしれませんが、これらの実態についてはあまり知られていないかもしれませんので、こちらを参考に。
超格安航空が長距離便進出。ロンドン-香港片道最低16500円
トクダス 2006-10-25
見直せ!旅行術(7)格安航空会社の実力診断
乗ってわかった「ジェットスター」「エアアジアX」の価値
日経トレンディネット 2008/03/25
東南アジアを中心に勢力を急拡大している格安航空会社(LCC)の国内乗り入れが今年以降、増える見込み。すでにジェットスターというLCCの参入例はあるが、日本人にはLCCはまだなじみが薄い。フルサービスの航空会社と何が違うのか、そのサービスの実態を見た。(以下リンク参照)
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香港格安航空が運航停止・燃料費高騰受け
日本経済新聞 2008/04/09
【香港=吉田渉】香港が地盤の格安航空会社、甘泉香港(オアシス香港)航空は9日、同日付で運航を停止したと発表した。同社は会社清算に向け、会計事務所を管財人に任命した。累積損失は10億香港ドル(約130億円)と指摘されている。
同社は2006年10月に開業、香港―ロンドン、香港―バンクーバーの2路線を運航していた。先行する大手航空会社と比べて2割程度安い運賃が売り物だったが、燃料費高騰などを受けて資金繰りに行き詰まったとみられる。
アジアでは急激な経済成長に伴い、格安航空会社が急増している。だが先行する大手との価格競争は激しく、燃料コストの増加分をどう吸収するかが課題となっている。(19:01)
↓ヤフー香港版(英+中)
http://hk.news.yahoo.com/fc/news_fc_hkoasis.html
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米格安航空また経営破たん・燃料高など響く
日本経済新聞 2008/04/07
【ニューヨーク=共同】米格安航空会社スカイバスは5日、原油高に伴う燃料費高騰や利用客の落ち込みによる経営の行き詰まりで営業を停止すると 発表した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)によると、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を7日に申請する予定。
ハワイ路線を中心としたアロハ航空やインディアナ州インディアナポリスが拠点のATAエアラインズなど、米格安航空業界では3月から経営破綻が相次いでいる。
スカイバスは「上昇し続ける燃料費と景気減速の克服は新興航空会社にとって困難だった」との声明を発表した。(13:02)
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今回破綻した、格安航空会社は「香港からロンドン・ガトウィックとバンクーバー間のみ。香港・ロンドン間片道1万5千円という破格の値段で、既存の航空業界に挑む新興航空会社」だったのですが、原油高で低コストを維持できなくなり、あえなく撤退です。
格安のビジネスモデルには厳しい時代です・・・今後、100円均一ショップとか薄利多売の商売などには厳しい原油高、インフレの時代に突入を思わせる情報です。
日本の場合、バイイングパワーがある製鉄業でさえ、石炭高、鉄鉱石の高騰を飲まざる終えません。結局、食料も石油も、買い手側が好条件で買える時代は終わりつつあるのでしょうね。オイルショックの時は賃金が一緒に上がってくれたのですが、これからはどうなるのか?年金受給者やボーナスなどがない派遣労働者にとってインフレは大変なことになりそうです。もちろん、病院もですが・・・えぇ、だって保険診療は国が公定価格で診療単価を定めていますから。ぽち→
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