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[評判]学者は人気商売、医師は? [医療]

日本医師会の活動はどうしても「色眼鏡」でみられています。もちろん、健康についての増進活動などもしていますが、やはり権力の象徴としてイメージが強いこと(武見さんの幻影がまだ残っていますね)、また現会長が病気になられたり、その座を巡る選挙が近いと、やはりいろいろと書かれてしまいます。
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大阪府医師会の会長選、22年ぶり投票
 
日刊スポーツ2008/02/08

 日本医師会のあり方や国の医療政策をめぐる路線対立から、大阪府医師会の会長選挙が22年ぶりに投票で決められることになった。3選を目指す現会長酒井国男氏(64)に、元副会長伯井俊明氏(63)が挑む。14日に代議員270人が投票し新会長を選ぶ。

 酒井氏は大阪市の医療法人理事長。与党との対話路線を歩む日本医師会と協調し、地域医療を守ることなどを訴える。大阪府松原市の診療所院長の伯井氏は「日本医師会は自民党に振り回されている」と批判。「対話路線では低く抑え込まれている診療報酬など医療政策は良くならない」と主張する。

 大阪府医師会は会員数約1万7600人で東京に次ぎ全国2番目の規模。結果は4月に予定される日本医師会の会長選にも大きく影響しそうだ。

[2008年2月8日17時8分]

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 ま、この記事はあくまで選挙についてです。客観的ですが、最後の一文でまたいろいろとありそうな予感です。

 そうそう、「学者は人気商売」という2/6の日経新聞最終面にある交遊抄に佐藤知正東京大学教授が書いていました。その中で、恩師の井口雅一東大名誉教授の発言からです。

 「三十年前、先生は『学者は医者や芸者と同じ人気商売』と言った。学者が人気商売のはずはないと・・・時を経て、工学者は国を支える産業の根幹となる研究領域を見定め、そこで待ち伏せする、いわば社会の顔色をみる商売とわかった。まさに先生の教え通りだと思う。」

 とありました。日本の医師も外部からの「視線」を気にして動く必要がありますね。今月号の『月刊 現代』はこんな特集でした。

日本医師会「解体新書」/権力欲にまみれた<白い巨塔>
 
 自分は幸か不幸か日本医師会の会長が誰になろうと関係ないですが、ここまで生々しいとは・・くらいでした。興味がある方はどうぞ。まぁ、内容はともかく、こうやって書かれるのは、そういう側面があるからでしょう。

 ま、内容はお買い求めください(とても長いので・・・)。それにしても、そういう内部抗争している場合なのかな?とだけ疑問をていしておきます。ぽち  


  なかのひと


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依光次郎

はじめまして。m(_ _)m

昔から人気商売として「医者、役者、芸者」と云われます。
技・芸を持った人気商売と理解しています。

学者さんは、むしろ専門バカを尊敬しています。
医師と云われるほど偉くないもので・・・、医者で結構。(^^;
呼称でなく実質で行きたいと思っています。
患者があっての医者だもの、「師」か「先生」か「医者」か「依光」かは患者が決めます。
by 依光次郎 (2008-02-09 07:56) 

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