過労死大国にっぽん:労働者軽視の厚生労働省に意義アリ [看護]
グッドウィルに停止命令、全事業所2-4カ月・厚労省
日本経済新聞 2007/01/12
日雇い派遣最大手のグッドウィルに対し、厚生労働省は11日、労働者派遣法に基づき、全事業所を対象に2―4カ月の事業停止命令を出した。18日から新規の派遣事業や営業活動ができなくなる。禁止された業務への派遣や二重派遣など違法行為を繰り返していたことを厚労省は悪質と判断。労働者軽視の法令違反で、日雇い派遣のあり方や業界の体質が問われそうだ。
700を超す全事業所に対する長期の事業停止処分はこれまでで最も重い。11日午後に記者会見した東京労働局の浅野浩美需給調整事業部長は処分理由について「(違反)期間が長く、(違法に派遣した)人数も多く、(違反に関与した)事業所も多い。グッドウィルは過去にも処分歴がある」と説明した。(11日 23:45)
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もちろん、会社は国の定めた法律を違反しては行けません。当然、処分されるべきだと考えています。さて「医療現場」に目をやると・・・労働行政は実はまったく機能していません。
過重労働&過労死は医師だけの問題ではありません。
ここに看護師さんの過労死について紹介しておきます。彼女は25歳、まだこれからたくさんの人生がある若者でした。その命を奪ったのは「過重労働」でした。所轄はどこですか?国立循環器病センターって。
国民が病気になった時に、お手伝いをする医師や看護師の命を粗末にしている国、厚生労働省・・・。医師や看護師が毎月何十時間も法令を無視した労働を続けさせているのはいかがなものか。
看護師・村上優子さんの過労死認定・裁判を支援する会
来週1/16に行政裁判が控訴審の判決が出ます。医療現場で一緒に看護師さんと働いてきた者として、この裁判を応援したいと思います。
そして彼女のような未来ある若者の「過労死の根絶」を国や病院の管理者は、誓うべきです。No More!過労死!
そして、厚生「労働」省は、きちんと医師や看護師の労働者を守るべきです。そうでなければ、医療従事者の立ち去りは続きます。そして、医療の崩壊は止まらないでしょう。偽装国家とは国そのもののあり方が問われていると考えます。ぽち→
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