SSブログ

[医療崩壊]自民党の地盤でおきていること・・・ [医療崩壊]

医師不足で公的病院再編の波 
中国新聞2007/12/23 

広島、島根、山口県内で、医師不足が引き金となり、公的病院の再編計画が相次いでいる。2004年度からの新臨床研修制度の影響で、医師確保がさらに困難になり、病院収支も悪化した。過疎地域では統合予定先の中核病院も医師不足が深刻で、医療崩壊の危機にある。 

 計画のある4カ所のうち広島県安芸太田町、島根県津和野町、山陽小野田市の3カ所は、市町村合併に伴う病院統合の色彩が強い。三原市立くい市民病院と公立世羅中央病院(広島県世羅町)は、市町境をまたいでの再編を模索する。 

 縮小再編の対象となる4病院とも、大学医局が医師を引き揚げたり、退職者の後任が派遣されなかったりして医師不足に陥った。新臨床研修制度の導入で医師の医局離れが進み、医師配置の調整がひっ迫したためだ。 


【写真説明】<左>11月から診療所と老人保健施設に再編された元日原共存病院(島根県津和野町)<右>7月から閉鎖された戸河内病院の病棟内部(広島県戸河内町) 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
 島根:竹下、青木 
 山口;安倍 
 広島:中川、(亀井) 

 これも地域医療について、大手の新聞が報じない断面のひとつです。

 産経新聞「診療報酬 実質的には0.8%分アップ?
産経イザ2007/12/18
」のように「開業医の診療報酬を下げればいいのだ・・・」と単調に言い続けるが、不採算にあえぎながら、地域医療の最前線にある公立病院の統廃合、僻地の開業医の撤退、医療がどんどん崩壊するのを、どういう風にみているのだろうか?

 道路の予算は確かに必要な部分もあるけれども、地域の産業振興とまったく関係ない無駄遣いも存在していると思います。将来、立派な道路が日本中にくまなくいきわたっても、そこに人が住んでいなければ意味がありませんが。

 いずれにせよ、そろそろ、地域にとって「医療」が必要なのか?それとも「道路」(公共事業)が大切か?そういう視点も必要に思います。

ぽち

  なかのひと 



まちの病院がなくなる!? 地域医療の崩壊と再生 
伊関友伸 著 
定価:1,995円 

四六判/302ページ 
ISBN978-4-7887-0769-6 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。