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全国紙ならスポーツ紙より精度の高い報道を求めたいな・・・ [マスコミ]

 世の中にはスポーツ紙しか読まない人もいっぱいいるのですが、そっちの方がいいこともあります。社会面の記事ですが、とんでも社説のオンパレードの某全国紙よりも内容がしっかりしているときもあります。



 このように、紙面にでかでかと「寝坊」とありますが、ちゃんと現場の状況を伝えています。さて、24時間のうち12時間連続労働でみんなと雑魚寝・・・こんな前近代的な設備じゃ、周囲の人を目覚めさせないようにしながら、起こすのも手間取りますな。
 自分は、これは「怠けている」とは思いますよ・・・行政がね。救急隊がしっかり休息できるような設備を用意していないという意味で。公務で仮眠を取るのですよ。やっぱり個室でないとゆっくり眠れません。これが職場の飲み会で朝まで帰れない人のための雑魚寝部屋ならともかくねぇ・・・どぉ?雑魚寝しながら、仕事泊まり込みで?>未熟な記事を書いた新聞記者さんw。

 スポーツ新聞の見出しは「?」と思いますが、よく読めば、スポーツ新聞は「クオリティが低い」とは思いませんな。まぁ、産経新聞の「未熟な記事」を読んで素直に信じ込まされやすいPureな方は、それこそ「公務員のくせに・・・」という風に誤解し、しかも適当に自分でブログに転載しちゃっていますが、「産経」さんに限らず、マスコミの報道を信用するなんてまったく論外。やっぱり物事は多方面から検討しないとねぇ・・・視野を広くもたないのは危険でしょう。ぽち

  なかのひと 


救急隊員が寝坊!10分遅れ出動搬送男性死亡

スポーツ報知2007/12/22

 福島県の須賀川地方広域消防本部の救急隊を兼務する男性消防士(23)が昨年11月、出動命令を受けても目をなかなか覚まさず、出動が10分近く 遅れていたことが21日、分かった。仮眠していた隊員と起こそうとした隊員はともに、配属されたばかりの新人。手際の悪さが遅延につながったと見られる。 搬送された男性会社員(34)は亡くなっており、同消防本部では「死因が分からず、出動遅れと死亡の因果関係は分からないが、遅れたことは大変申し訳な い」と謝罪している。

 須賀川地方広域消防本部によると、最初の119番が入ったのは、昨年11月3日の午前4時51分。須賀川市の女性から「寝ていた夫がうめき声を上げて苦しんでいる」と通報。約2分間状況を聞き、同4時53分に出動を指令した。

 出動は通常、救急隊長、運転する機関員、隊員の3人が担当する。通報があったとき第1部隊が出動していたため、第2部隊が出動することになった。新任の警備担当職員は、別々の仮眠室で寝ていた3人を起こそうとしたが、新任の隊員1人が起きてこなかった。

 部屋には、数人寝ている隊員がおり、先輩ばかりだったことから、大きな声を出したり、布団をはがして起こすことに、ためらいを感じてしまったとい う。すでに、ほかの隊員は救急車に乗り込んでいたが、新任の隊員を起床させるのに手間取ったため、通常1、2分で出動できるところ、約8分遅れた午前5時 3分に出動し、同5時8分に現場に到着した。

 到着時、男性はすでに心肺停止状態で、その後、搬送先の病院で死亡した。出動の遅れについて、同署では「寝ていた隊員、警備担当者はともに配属されたばかりの新人。起こす方にも遠慮があった」とした。

 寝ていた救急隊員は午前8時から午後8時まで12時間勤務した後、本部で仮眠を取りながら、翌朝の午前8時には勤務を終える予定だった。

 同署では、再発防止策として、今年4月から新しい指令管制システムを導入。館内に音声と予告音を鳴らし、仮眠室でも状況が把握できるように改善したという。

 勤務していた当直長ら4人が文書訓告、署長ら4人は口頭訓告の処分となった。


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